2024.2.7(水) 聖書の学び会
偽りの神々(7)
「成功という神」
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私はどれだけの価値がある人間なのか、何のために生きているのか…その疑問に「成功」が答えを与えてくれるように感じる。
周囲に認められる、価値ある人間である、生きる意味がある…「成功」は一時的な自尊心や満足感をもたらす。しかし、それはすぐに薄れ、自分を証明するために成功を追い求め続ける。
【成功という神に仕えているサイン】
①偽りの安心感
成功しているから、業績を上げているから、私の人生は大丈夫だと考える。しかし失敗すると、人生はこんなはずではないと思う。自尊心・名誉・他者に受け入れられることによって、安心する。
②自己認識の歪み
成功が自分自身や他者の価値、意義を測る道具になると、ある一つの成功が人生全体における成功であるかのように錯覚する。
③トップに居続けないと、人生全体の敗北者に感じる
トップであること、称賛を受けることで自分の価値を証明しようとする。しかし、それがなくなった途端、不安や敗北感に襲われる。
現代の文化では、個人の能力や業績によって、評価され、価値が決まる。学校では成績や素行の良い生徒が「できる子」「優秀な子」と認められる。
常に基準を達成すること以上の成果を期待され、一度成功しても、次失敗したら落とされる。常に成果を上げ続けなければならない文化の中にいる。
しかし、「成功」という偽りの神に仕えた結果は空虚である。成功が私たちの価値を決めるのではない。成功が私たちが生きる意味ではない。
もし、「成功」が偽りの神になっているなら、そのことに気づくことができますように✨