2023.6.25 オープンチャーチ
テーマ「人生とは何か~私(ソロモン)の自由研究~」
聖書箇所「伝道者の書1:1-15」
動画 https://youtu.be/rJhaHP25BkI
(↑このURLをクリックすると動画が見れます)
人生とは何か。
あなたは考えたことがありますか。もし、考えたことがなくても、いつか考える日が来るかもしれません。
人生とは何か。
経済的に豊かになることでしょうか。いい大学に入って、いい会社に入ることでしょうか。結婚することでしょうか。家族の期待に応えることでしょうか。いい人間関係を保つことでしょうか。趣味を楽しむことでしょうか。地位や名誉を得ることでしょうか。自分の夢を実現させることでしょうか。
人生とは何か。
人生がつまらないと感じる方、人生の目的がわからないという方、いつかこのメッセージがあなたにも届きますように。
※このメッセージは最後まで通して、はじめて意味がつながります。読み始めた方は必ず最後までお読みください。
[伝道者の書の内容について]
“ソロモン”という人物は知恵・富・容姿・人間関係・あらゆる豊かさをすべて兼ね備えていました。しかし、ある大きな疑問に出会いました。「人生とは何か」
ソロモンはこの疑問を解消するために、壮大な自由研究を行いました。伝道者の書にはその結果が書かれています。
伝道者の書の目的は、ソロモンがした苦い経験を次世代の人・私たちが繰り返さないようにするためです。
[ソロモンの自由研究の結果]
結論
人生はすべて虚しい。人生について探し求めることも無駄である。なぜなら3つの謎があるからである。
3つの謎
①時間がある
すべてのものは時間と共に風化する。時間は全てを消し去り、新しいものは何も生まれない。
②死がある
生き物には必ず死がある。どんなに良い行いをしても、何かを成し遂げても、死は訪れる。死は人を平等にする。
③因果関係はない
知恵のある人は富を得るのか?
善良な人は長生きするのか?
必ずしもそうではない。どんな人の人生も何が起こるかわからない。人生は偶然の産物である。
まとめ
3つの謎があるかぎり、人生の意味を見つけることはできない。しかし、人生の意味がないと言っているのではなく、意味はつかめないと言っている。人生の虚しさを受け入れ、日々を楽しみなさい。友情、家族、食事、青空、日常の喜び、これらは自力で得られるものではなく、得られる保証がないものだからこそ、良いのである。
[ソロモンの自由研究結果の誤り]
このソロモンの自由研究結果には3つの誤りがあります。伝道者の書に何度も出てくる重要なキーワード「日の下で」を見落としてはいけません。
「日の下で」これは神のいない世界観の下ではということです。神を抜きにしたら、すべては虚しく、人生の意味を見つけることはできないということです。
もしあなたが神様と共に生きているのであれば、もしあなたが神様を知ることができたならば、このソロモンの自由研究結果にある3つの誤りに気づくことができます。
3つの誤り
①時間は全てを消し去り、新しいものは何も生まれない
確かに全ては時間と共に風化し消滅するかもしれません。しかし、この世界に一つだけ新しいものがあります。それはクリスチャンです。誰でもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた人です。
②死は人を平等にする
神はすべてをご存知のお方です。隠された善も悪もすべてご存知です。そして必ず正当に評価し、必ず精算してくださいます。死はすべてを明らかにし、死んだあと必ず神が正しく裁かれます。
③人生は偶然の産物である
確かに、神のいない世界観ではそのように見えてしまうかもしれません。しかし、この世界に偶然で起こる出来事は一つもありません。あなたの過去も将来もすべて神のご計画の中にあります。神の人に対するご計画の成就に向かって進んでいます。私たちの人生にはすべて意味があります。
人生とは何でしょうか。あなたはどんな人生を歩みたいですか。